果敢に豪州ゴールを目指した高原直泰(ハンブルガーSV、清水東高出)。しかし、ゴールネットを揺らすことができず、「どうしても負けられないゲームを落とし非常に残念」。ストライカーの称号でもある背番号「9」を背負ったエースは終了の笛を聞き、天を仰いだ。 痛すぎる逆転負け。しかし、エースとして言い訳も弱音も吐くわけにはいかない。何度も修羅場をくぐり抜けてきた「タカ」は下を向くことなくはっきりとした口調で言った。「残念だが、これで終わりではない。次の試合で結果を出せるように、いい準備をして頑張るしかない」。クロアチア戦へ向けての決意。沈みかけた空気を振り払うように力を込めた。(カイザースラウテルン=望月章弘)
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