まさかの逆転負けを喫した日本。ホテルに到着後は特にミーティングはなく、気持ちを切り替えて午後からトレーニングを再開した。練習場には豪州戦の先発陣以外のメンバーだけで、先発組はクールダウンして調整した。 先制しながら守備が豪州の攻めに耐え切れなかった。「負けられない試合を落とした」(高原=ハンブルガーSV)精神的なダメージが心配される。早く気持ちをリセットできるかだが、猛暑の中で肉体的にも消耗しているだけに、次のクロアチア戦までにどう立て直すのか注目される。 心配なのは守備陣。豪州の攻めに終盤は防戦一方に回った。速攻時にラインを押し上げることもできず、「前と後ろが2列になった」と福西(磐田)。最終ラインに5人が横に並び、前線との間が間延びする最悪の状況を作られた。クロアチア戦もタフな戦いとなるのは間違いないだけに、修正が急務だ。 幸い坪井(浦和)は両足もも裏と左太もも前部がつった状態で、筋肉の損傷ではなく、加地(G大阪)も合流に向けて懸命に調整している。 攻撃陣も決定力不足を露呈した。豪州がシュート20本で日本は6本。枠内に飛んだのは12本に対してわずか2本だった。好機を作っていても、これでは勝てない。高原は「暑い中でもボールをつなぐことはできたし、相手はボール回しについてこれなかった。自分たちのプレーを続けないといけない」と指摘した。 次戦に勝つしか1次リーグ突破へ望みはつなげない。日本は攻めるしかなくなった。日本の強みである素早いパス回しからの攻めに活路を見いだしたい。 (ボン=望月章弘) |