4年に1度のサッカーの祭典、W杯が開幕した。日本は3大会連続の出場、日本が初めて出場した98年フランス大会、私は、チケット騒動などを乗り越えて、日本-クロアチア戦を生で観戦した。あれからもう8年も立つ。今回は、初めからテレビ観戦すると決めていた。
日本代表の戦いは、もちろん気になるが、世界のサッカーは前回大会から4年間で、どんな進化を遂げたのか。サッカー先進国、そして、急激な勢いで追い上げるサッカーの発展途上国、さまざまな国のサッカーを1カ月間大いに楽しみたい。
もちろん最も気になるのは日本代表の戦い。ブラジルの決勝トーナメント進出はやむをえないとして、残った1つのイスをかけてオーストラリア、クロアチアとの争いになる。この2チームに連勝というのがもっとも理想的だが、そんな簡単にはいかないだろう。といって3戦目のブラジル戦で勝ち点3をとって決勝トーナメント進出を決めなければいけないという展開にはしたくない。2戦目までにできるだけ勝ち点を取っておきたい。いろいろな意味で初戦のオーストラリア戦は大事な試合となる。絶対勝ち点3を取って、いいスタートを切りたい。
その他、大会全体の見所も豊富。優勝候補と見られるチームの戦いはどうなのか。地元開催で優勝を狙うドイツはオープニングゲームで登場。新しいドイツチームの姿を見せてくれた。中盤に史上最強といわれる選手をそろえたイングランドは、40年ぶりのタイトル獲得に向けて白星発進。前回予選リーグ敗退のアルゼンチンも勝ち点3を挙げた。最後のW杯となるジダン擁するフランスは、8年前の輝きを取り戻せるのか。そして、チームを指揮する監督にも注目。日韓W杯でブラジルを率いて優勝したルイス・フェリペ・スコラリ監督、かつてはジュビロ磐田でも指揮を取った、今回はポルトガル代表監督として優勝を目指す。その采配にも注目したい。
さらに、ドイツ大会で新しい戦術や戦い方が出てくるのか、ファンタジスタたちが、どんな華麗なプレーを見せてくれるのか。得点王の行方は…?世界最高峰の舞台での見所は尽きない。W杯の戦いは始まったばかりだ。
そして私の戦いも…?
テレビの前で睡魔に打ち勝って、いかに勝ち点3を取るか、体力勝負の1カ月が始まった
(大石岳志)