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ガッツポーズをして初戦突破を誓う静岡商ナイン=大阪市のフェスティバルホール |
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6日に開幕する第88回全国高校野球選手権大会(15日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市北区のフェスティバルホールで行われ、本県代表の静岡商は大会第4日第3試合で八幡商(滋賀)との対戦が決まった。73年ぶりに夏の甲子園大会3連覇を目指す駒大苫小牧(南北海道)は初戦の2回戦で今春の選抜大会に出場した南陽工(山口)と対戦。今春の選抜大会覇者で、2度目の春夏連覇を狙う横浜(神奈川)は1回戦で昨夏ベスト4の大阪桐蔭(大阪)と、日本最南端の高校、八重山商工(沖縄)は千葉経大付(千葉)と、それぞれ当たる。開幕試合は高知商(高知)と春夏を通じて初出場の白樺学園(北北海道)の顔合わせになった。選手宣誓は抽選で三重(三重)の中村浩樹主将に決まった。この日の抽選で3回戦までの対戦が決まった。準々決勝の組み合わせ抽選は大会第11日の第1試合終了後、準決勝は第12日の第1試合終了後に甲子園球場で行われる。 静岡商は午前中に甲子園練習を済ませ、午後4時から組み合わせ抽選会に臨んだ。初戦の相手、日程に想像を膨らませながら決定の瞬間を待つナイン。大会第4日第3試合に八幡商との初戦が決まると、“予想通り”の相手に、顔を見合わせて驚き、歓声を挙げた。
抽選は西ブロックから行われた。西の抽選がすべて終わり、東ブロック2番目で登場した増井主将は、左手で1番左のくじを引いた。「静岡商業高校、28番です」。落ち着かない様子で待っていたナインは、主将の声と同時に一気に沸いた。八幡商は6月11日に練習試合を2試合行い、2勝している相手。抽選前から、「たぶん八幡商じゃないの?」と全員で予想していただけに、「本当に当たった」と驚きと笑いが一気に起こった。 「(八幡商)引いてこい」とナインから言われていた増井主将自身も「まさかと思いました。相手の主将とも『当たるかもね』と話していたので」と驚きを隠せない。その一方で、「やりやすさはあるが、互いに成長している。相手は応援もすごいと思うし、勢いがありそう」と気を引き締めた。 「イメージは特にないけど、試合が楽しみ」と初戦を待ちきれない様子なのは主戦大野。「第3試合で暑い試合になると思うが、関係ない。大会4日目はちょうどいい」と日程を好意的に受け止めた。4番の稲口は「やったことがある相手なのでよかった。体調を整えて、力を存分に発揮したい」と意気込んだ。
八幡商の横顔 創立120周年の県立高校で、6年ぶり6度目の出場。登録選手全員が滋賀出身。滋賀大会では5試合で6本塁打、チーム打率4割3分4厘をたたきだした強力打線を誇るとともに、5試合で7失点と守備力も安定している。 チームの目標は「失点は3点以内、得点は5点以上」。滋賀大会では3回のコールド勝ちを収めるなどその目標を達成し、危なげなく頂点にたどり着いた。打線の中では、183センチ、80キロの4番・岩口、184センチ、81キロの6番・遠塚が中心。岩口は打率6割8分8厘、2本塁打、遠塚は打率5割で決勝の逆転満塁本塁打を含む3本塁打と活躍した。加えて犠打などの小技もしっかりと決めて確実に1点を奪う試合運びも見せる。 投手陣は成宮、図師の両右腕が支える。ともに制球力があり、打たせて取るタイプ。守備陣も4失策と堅い。 |