静岡新聞のニュースサイトへようこそ。本ページはスタイルシートとJavascriptを使用しています。
静岡新聞 > 高校野球高校野球 2008 > 常葉菊川/静岡大会ニュース

ここから本文

常葉菊川/静岡大会ニュース

【決勝】連打出ず 遠い1点

2008/08/19
 「うちの野球は15点取る時もあるし、無得点で負ける時もある」。常葉菊川の佐野監督は淡々とした表情で敗戦を振り返った。決勝戦最多得点差タイ記録となる0―17。快進撃を続けたフルスイング野球のもろさが出た一戦となった。
 初回に戸狩が満塁本塁打を浴び4失点。その後も小刻みに加点されていったが、菊川応援席だけでなく、球場全体に「まだ勝負は分からない」という雰囲気があった。7点、10点、9点と3試合連続で作ってきたビッグイニング。打ちだしたら止まらない菊川打線にとって5、6点の差は大きな数字ではないはずだった。
 ただ、この日は1点が遠かった。内外角に速球、スライダー、チェンジアップを巧みに投げ分ける相手投手の投球に完全にほんろうされた。初球から振っていくフルスイングは変わらなかったが、ほとんどが内角に食い込まれたり、外角を泳がされてのファウル。「日本一の投手だった」と脱帽の町田。連打が出ない中、6回には相手に一挙6点のビッグイニングを作られ、力尽きた。
 大敗の中にも光るプレーはあった。2回には2塁手町田が好守でピンチを救い、7回には一走の前田が上嶋の安打の間に3塁を奪う好走塁を見せた。注目された打撃以上に誇りを持ってきた守備と走塁。試合後、ほとんどの選手が涙を見せたが、主将の前田は「自分たちの野球はできた。達成感と充実感の涙」と選手全員の気持ちを代弁した。
 
いい負けっぷり
 常葉菊川・佐野監督 全く残念ではない。選手は悔し涙でなく、達成感の涙だと思う。小細工なしの真っ向勝負ができた。15点取ったり、0点で終わることもある。いい負けっぷりだった。これが高校野球の頂点なら、スタイルを変えずに挑みたい。

メール メールで記事を紹介 印刷 印刷する

大阪桐蔭―常葉菊川 常葉菊川7回裏1死一塁、上嶋の一塁強襲打で三塁に滑り込む一走前田(右)=甲子園



[特集]

関連ニュース・バックナンバー


バックナンバー

「毎試合楽しかった」 甲子園準V、常葉菊川ナイン本社訪問 2008/08/21  

準V常葉菊川 米国選抜と親善試合 22日に草薙で 2008/08/21  

常葉菊川ナイン、地元に準V報告 2008/08/20  

【決勝】常葉菊川準V 大阪桐蔭に敗れる 2008/08/19  

【決勝】勝つことがゴールじゃない 監督の思い通じる 2008/08/19  

【決勝】中川が意地の一打 2008/08/19  

【決勝】戸狩、満身創痍の投球 2008/08/19  

【決勝】雪辱を誓う 2年生投手 2008/08/19  

【決勝】二遊間納得の守り 酒井 町田 2008/08/19  

【決勝】生徒や市民がTV観戦 ナインねぎらう 2008/08/19  

【決勝】熱闘、気持ち1つ 陰で支えた3年3選手 2008/08/19  

【決勝】「次こそ」「切磋琢磨を」 県内関係者も拍手 2008/08/19  

【決勝】<速報>常葉菊川、初優勝ならず 2008/08/18  

【決勝】“楽しむ野球”貫いて アルプス興奮 2008/08/18  

【決勝】予定を40分早めて開門 2008/08/18  

【準決勝】堅守菊川 さあ頂上決戦 2008/08/18  

【準決勝】強打線、浦添商も粉砕 2回に一挙9点 2008/08/18  

【準決勝】球速120キロ戸狩、粘りの投球 2008/08/18  

【準決勝】「挑戦者」強調の常葉菊川 2008/08/18  

【準決勝】栩木、攻守に貢献 2008/08/18  

【準決勝】常葉菊川決勝進出 県勢35年ぶり 大阪桐蔭と激突 2008/08/18  

【準決勝】猛打スタンド熱狂 「最高の気分」「感動」 2008/08/18  

【準決勝】市民や生徒ら300人テレビ応援 2008/08/18  

【速報】菊川、県勢35年ぶり決勝進出 相手は大阪桐蔭 2008/08/17  

【準々決勝】菊川、真骨頂の逆転劇 2008/08/17  

【準々決勝】「これぞ常菊」 生徒大興奮 2008/08/17  

【準々決勝】左ひじ痛の戸狩熱投 2008/08/17  

【準々決勝】町田、鮮やか美技 9回の窮地救う 2008/08/17  

【準々決勝】酒井、大活躍3安打3打点 2008/08/17  

【準々決勝】フルスイング 打線爆発 2008/08/17  

菊川、6回一挙10点 全国高校野球準々決勝 2008/08/17