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“先輩”秋野さんの青春に光当て企画展 浜松・二俣高、18日から

2008/05/09
 浜松市天竜区の二俣高出身で、文化勲章を受章した日本画家秋野不矩さん(1908―2001年)の生誕100年を記念した企画展「秋野不矩 青春の母校と町とゆかりの人々」が、18日から同校で始まる。生徒や同窓会、PTAでつくる記念事業実行委員会が主催し、秋野さんの青春時代にスポットを当てる。
 秋野さんは晩年までインドを描き続けたことが知られているが、今回はインドに魅せられる前の30歳代までの時代をクローズアップした。地元住民の個人所有でこれまでほとんど公にされなかった小品や、生徒らが集めた関連資料など約80点を展示する。
 秋野さんの直筆の手紙や高校時代の作文、地元の小学校教諭をしていたころの写真、画家としての道を歩むきっかけを与えた恩師たちに関する資料なども並べる。
 同実行委の担当者は「インドをテーマに数々の代表作を描いた時代ではなく、秋野さんの青春時代を掘り起こそうと試みた。どんな風に若いころを生きたのかをみなさんに感じてほしい」と語る。
 同校の美術部や文芸部の生徒は、秋野さんと親交のあった住民に話を聞いたり、秋野さんが大学教授をしていた京都に調査に出掛けたりして資料を集めた。
 阿部太郎校長は「地元の子供たちが、今の自分と青春時代の秋野さんを重ね合わせ、『同じ空気を吸っている自分たちにも何かができるのでは』と夢を見てくれたら」と期待する。
 会場は同校内の「木の花美術館」。開館時間は18日から6月29日までの毎週土、日曜日。時間はいずれも午前10時―午後4時。問い合わせは二俣高[電053(926)1221]へ。

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企画展の準備をする実行委メンバー=浜松市天竜区の二俣高



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