合併 連載企画一覧
「正直、ほっとしている」―。松崎町の住民投票で賛成多数となり、賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併協議会の設置が決まった翌日の2日。会見に臨んだ石井直樹下田市長は、安どの表情を浮かべた。だが、笑みはその一瞬だけ。「4つの市町が尊重し合い…記事全文>>
「まずは生き残ることが大事だ」。昨年11月に開かれた合併推進構想を練る審議会の作業部会(部会長・坂本光司静岡文化芸術大教授)。国が合併推進第2段階の対象の目安とした「おおむね1万人未満」に対し、本県は1万5000人未満に拡大することを決めた。小規模自治体…記事全文>>
「申し訳ない」―。松崎町議会が賀茂地区1市3町の合併協議会設置案を否決した翌日の2月28日。下田市役所に集まった下田、河津、南伊豆の首長を前に、深沢進松崎町長は沈痛な面持ちで謝罪を口にした。今回の合併構想は、賀茂地区の核となる市を目指した“最後のチャンス…記事全文>>
「残念だが、(前回と同様に)今回も下田市の財政状況が他の町に不安感を与えてしまったことは否めない」。賀茂地区1市5町合併の破たんから一夜明けた20日。下田市の渡辺優副市長は厳しい表情を見せた。「市の財政状況や改善策は各町に繰り返し説明してきたが、結局、理…記事全文>>
真新しい白壁が山あいの一角に際立つ。芝川町の複合文教施設「くれいどる芝楽」。総事業費17億5000万円をかけ、昨年2月にオープンした。芝川中体育館と公民館、図書館、352席の文化ホールを備えた町最大級の公共施設だ。 「ツケがこちらに回ってくるのか」。富士…記事全文>>
昨年6月30日の藤枝市の定例記者会見。県市町村合併推進審議会で志太地域の枠組みの議論が始まり、2市2町派と1市1町派の対立が激化し始めた時期でもあり、松野輝洋市長の発言に注目が集まった。しかし、松野市長は「もう1度、各市町を訪問して2市2町合併を呼び掛け…記事全文>>
職員数は静岡6611人対浜松6348人。当初総予算規模は静岡5628億円対浜松5039億円。一般会計に占める民生費の割合は両市とも約23%。主要データで見ると、先輩政令市・静岡と政令市になる浜松の両市はがっぷり4つに組む。 しかし、百貨店は静岡3に対して…記事全文>>
「厳しい財政状況の中でも、子ども政策は大きな柱」。少子化と女性の社会進出を背景に高まる子育て支援のニーズに、浜松市の北脇保之市長は会見で力を込めた。 市保育課によると、平成16年4月現在、定員超過のため保育園に入れない待機児童数は295人(旧浜松市)。市…記事全文>>
新浜松市が有する森林面積は約10万ヘクタールで、県内の20%強。市は森林行政に重点を置き、平成19年までに森林・林業ビジョンを策定する方針だ。地産地消で林業振興を図り、環境面などで多様な機能を持つ森林の保全に取り組む。 しかし、旧天竜市が本年度、目玉事業…記事全文>>
「合併後の住民の不安を地域協議会で受け止めたい」。協議会委員になる龍山村の内山勝村長(68)は力を込める。協議会は合併12市町村でそれぞれつくる地域住民代表組織で、住民の声を行政に反映させるのが狙いだ。クラスター(ブドウの房)型まちづくりの核となる。 協…記事全文>>
山間のまち、水窪町。合併後の町の在り方を模索する人たちが、「総合型地域スポーツクラブ」の設立に取り組んでいる。平成12年に当時の文部省が発表したスポーツ振興基本計画の中に示された施策で、地域の誰もが参加できるとする民間の自主運営組織だ。 仕掛け人は町教委…記事全文>>
静岡市が政令市移行に向けて柱に掲げた目標の一つに、「市民と行政との協働」がある。財政は厳しさを増し、人口も減少傾向にある中、行政と約71万1000人の市民は適度な緊張関係を持ち、共にまちづくりを進める必要に迫られる。それにはどのような姿勢が求められるのか…記事全文>>
水窪町に「水源の森づくり基金」という制度がある。「一立方メートルの水道使用量×一円」の算出方法で平成八年に条例化した。これまでの積立額は約六百万円。「未来の豊かな自然環境に思いをめぐらす人口三千五百人のささやかな“願い”とでも言えましょうか」。地元で森林…記事全文>>
政令市移行の閣議決定のあいさつで県庁を訪れた小嶋善吉市長は、石川嘉延知事とこんな言葉を交わした。 市長「都市基盤のレベルアップをしたい」 知事「10年、20年先に静岡はホテルニーズ(需要)が出てくる。東京を見ても、都市への民間投資は増えている」 同席した…記事全文>>
“第二幕”へ大きな役割 住民の意思形成が前提 「合併協議会から離脱することが本当に適切だったのか、いま一度冷静に考えてほしい。合併の門戸は開かれている。引き続き適切な判断と決定を期待したい」。ここへきて単独の道を選択する町が現れ始めたことを受け、…記事全文>>