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わがまちの津波対策

〔6〕新居町・浜松市舞阪町 海岸への警報に課題

2005/12/05
 新居町と浜松市舞阪町は遠州灘、浜名湖に面する。新居町の新居関所は江戸時代に2度、津波で場所を変えた。同町の片山達彦防災監は「町民は本能的に地震と津波はセットで来ると認識している。昭和19年の東南海地震でも地震発生時、すぐに自主的に避難したようです」と説明する。
 新居町浜名湖沿岸では10分以内で最大2・9メートルの津波を予想。県の東海地震第三次被害想定によると床上浸水619棟、床下浸水1719棟の被害が予想され、幼稚園、小中学校、養護学校などに避難することになっている。片山防災監は「万一逃げられなかったら、建物2階に避難してほしい」と呼び掛ける。
 遠州灘は土手式の浜名バイパスが防潮堤の役割を果たすが、浜名湖岸の新居弁天海水浴場付近、JR新居町駅南側で浸水被害が多くなることが予想されている。
同海水浴場の約300メートルの砂浜は防潮堤がない。町は「昔から白砂青松を大切にする海水浴場で、防潮堤は造られていない」という。遠州灘海岸、浜名湖岸のサーファー、釣り人への津波情報提供も課題。10カ所の同報無線で情報を提供するが、片山防災監は「津波を知らせるサイレンの意味と危険区域を知らせるためチラシ配布によるPRを検討中」と語る。
 浜松市舞阪町の浜名湖内の被害想定では、約15分間で最大約3メートルの津波が押し寄せる。舞阪漁港を中心とした地域で床上浸水1155棟、床下浸水2151棟の被害が予想される。同町は平地が大部分で、町内14カ所の津波避難ビルに逃げる。今年3月、地域別の防災地図を全世帯に配布、地域住民はあらためて避難地を確認した。同町の中村紀夫地域防災監は「弁天島地区で一部防潮堤がない場所がある。県に建設を働きかけていく」としている。

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 津波の際は防潮堤の役割を果たす遠州灘沿いの浜名バイ

パス=新居町



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