「これまで、家庭でのいろいろな防災対策を考えてきたね。もう一度振り返ってみよう」。駿河さんがおさらいを始めた。
地震が起きて、一番に気になる家族の安否の確認には、NTTの災害伝言ダイヤル171が有効。「緑と灰色の公衆電話は災害時優先電話になるんだったね」と遠州君。
そして、自分たちの地域の安全度を知ること。そのために防災マップを作った。「どこに危ない場所があるか、いざという時どこを通って逃げたらいいか、が確認できたわね」と伊豆美さん。
最も長い時間を過ごす家の中が安全でなければ、地震を迎え撃てない。「寝室からタンスをなくし、テレビなどの固定も済ませた」。家そのものの強度も、耐震診断で確認した。「おばあちゃんちのブロック塀も直したね」。富士子ちゃんが笑った。
生活対策も整えた。備蓄の基本は、まず水。1人1日3リットルを最低3日分。「保存にはペットボトルが便利だったね」。食料もしっかり。賞味期限を前に、定期的に更新する習慣も大切。「9月の防災訓練の日は、非常食パーティーもいいね」。非常持ち出し品もチェック。「光と情報が最重要。懐中電灯とラジオが必携だね」。予備の電池も忘れずに。
自宅の対策を整えたら、近所や地域単位で防災を考える。家族の次に頼りになるのがお隣さん。日ごろから防災について話し合う機会を持ちたい。「自主防災組織にも積極的にかかわり、組織を支える一員として活動したいね」。家族の意識が高まり、東海家は地震に強い「防災一家」に成長した。