全国の地震の観測データや、防災関連情報などが、以前に比べてずっと手軽に入手できるようになっている。インターネットの効用だ。東海さん一家も「わが家のパソコンで情報を探してみよう」とモニター前に集まった。
静岡県に関係する総合的な防災情報を得るのに最適なのが、県防災局のホームページ。東海地震の第3次被害想定の全容を見ることができる。「町丁目単位までの詳しい被害予測が分かるんだね」と遠州君は驚いた様子。GIS(地理情報システム)を使ったページでは、表層地質や津波の浸水区域、建物の倒壊率、液状化危険度などが地図上で示され、「よりビジュアルに、地域の危険性が認識できる」と駿河さんも感心した。
県のサイト「耐震ナビ」は、住宅耐震化に関係した情報を満載。最新の補強工法の数々や、オンライン耐震診断、県の耐震化支援制度の紹介などが見られる。
詳しい観測データや、専門家の評価なども知ることができる。独立行政法人・防災科学技術研究所、東京大学地震研究所、国土地理院などの各機関がデータをサイトで公表。東海地震の指標の一つとされる御前崎周辺の水準点の変化、衛星利用測位システム(GPS)観測による地殻変動の様子もウオッチが可能だ。
「検索機能を使って探せば、ほかにもいろいろ面白いホームページがありそう」と伊豆美さん。「これだけ情報が公開されているのだから、IT(情報技術)を上手に使って地震に備えたいね」と駿河さんも強調した。