十一月の地震防災強化月間に合わせた県自主防災活動推進大会(県主催)が二十三日、袋井市上山梨の月見の里学遊館で開かれた。地元の防災関係者、住民ら約三百人が参加し、パネル討論などを通じて、東海地震対策の再認識を図った。
パネル討論は、来年一月から運用される東海地震の新しい事前情報、中でも警戒宣言の前に出される新設の「注意情報」への社会対応をテーマに、国や流通業、企業、学校、行政、自主防災組織の六人のパネリストが意見を交わした。
注意情報の意味などを正しく住民が理解するための啓発が重要だとして、「情報体系が新しくなったのを機に、あらためて各地域での学習の機会をつくってほしい」「具体的に注意情報を盛り込んだ防災訓練の実施が必要」との声が出た。社会対応の面では、学校の児童・生徒の引き渡しや企業の帰宅対策、流通業として発災に備えた生活物資の送り込み対策などについて報告があった。
優れた自主防災活動を行っている団体、個人への知事褒賞や優秀ポスター作品の表彰なども行われた。
知事褒賞を受けたのは次の通り。
中村勝子(熱海市)五条光男(焼津市)小林勵一、鈴木忠雄(以上袋井市)、熱海市下多賀自主防災会、静岡市中田本町自主防災会
(2003年11月24日朝刊掲載)