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浙江好日

貴重な書画1000点、保存へ 霊隠寺・所蔵品初調査

2008/01/27
 1000年以上の歴史を持つ杭州の霊隠寺でこのほど、中国美術学院の専門家が調査を行い、1000点近くの貴重な書画が所蔵されていることを確認した。
 328年に建てられた霊隠寺は、書画、磁器、法具をはじめとする多種多様な文物を所蔵している。なかでも書画作品が最も多い。2007年3月、中国美術学院は霊隠寺の依頼を受け、鑑定委員会を発足、境内に入り、寺所蔵の書画品を系統的に整理した。所蔵品の調査は同寺建立以来、初めてだという。
 「摩訶般若波羅蜜多経」は現時点で発見された霊隠寺所蔵の最も古い経書の1つである。経典の紙は特製の薬水で染められ、1000年以上たった今でも字がはっきりしている。「この経書はこれまで、ずっと唐代のものだと思われていたが、今回の鑑定で隋代の作と認定された。唐代の人は一般的に、楷書(かいしょ)で経書を書くが、この手書きの経書は隷書(れいしょ)が多く、隋代のスタイルに近い。経書の記載から見れば、元は敦煌の蔵経窟に収められていたものでしょう」と鑑定委員会の呉敢氏は説明した。
 明代の董其昌(1555―1636年)が書いた「金剛経」も素晴らしいものだ。最初の見開きページには清代の乾隆帝(1711―99年)が「香光法宝」、「永鎮雲栖」と揮毫(きごう)している。
 古代以来、多くの文人が古刹(こさつ)に隠居している。霊隠寺所蔵の書画の中にも、こうした文人の名作がたくさんある。呉昌碩(1844―1927年)の絵は、当時、友人の根源法師に贈ったものである。浙江省湖州籍の画家譚建丞(1898―1995年)は晩年、霊隠寺に長く居住した。「彼は生涯で1番素晴らしい作品をここに残した。康有為、馬一浮、李叔同、章太炎、潘天寿、謝稚柳、沙孟海ら近・現代の文人の書画、及び大量の拓本も貴重な資料です」と呉敢氏は話した。
 現在、専門家たちはこれらの文物の補修、表装作業を行っている。あるものは国内最高の技術を持った専門会社に複製製作を依頼している。
 (浙江日報・章建民、劉慧)

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明代の董其昌が書いた「金剛経」の見開きページ



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