島田市茶業振興協会島田支部は20日早朝、同市のJA大井川島田支店茶市場で新茶の初取引を行った。前年より1日遅い。旧金谷、川根の両町を除く同市内の生産農家、茶商、JAなど茶業関係者約180人が参加し、活発な取引で新茶シーズンの幕を開けた。
初倉、湯日地区の「やぶきた」と、わせ品種の「やまかい」「おおいわせ」の9口、計137・1キロが上場した。数日前の降雨の影響で持ち込み量は膨らまず、前年より18・9キロの減となった。農家や茶商らが拝見盆の茶葉を見ながら、厳しい表情でそろばんをはじき、取引が成立すると手締めした。
荒茶1キロの最高値は2万7000円で前年より2000円高く、平均単価も前年より高い8944円となった。同支店は「冬場の寒さが厳しく、順調に暖かさも増すなど気象に恵まれ、作柄が良かった」と評価した。
取引に先立って行われた開所式で、高森功同支部長は「近年、静岡茶はまずくなったと言われるが、今年はそういうことはない。農家、茶商が一体となって頑張りたい」とあいさつした。
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