浜松市に初夏を呼び込む「浜松まつり」が3日、開幕した。5日までの3日間、凧揚げ合戦や勇壮な練りが繰り広げられ、市中心部の御殿屋台引き回しには過去最高の82町が参加する。
同市南区の凧揚げ会場には過去最多の昨年に並ぶ172町が集結。朝方は雨も降ったが、午前11時の開会宣言後、町衆の熱気に後押しされたかのように一気に青空が広がった。各町は苦戦しながらも、弱い風をつかみ取るように、願いを込めて子どもの誕生を祝う初凧を舞い上がらせた。
夕暮れ時の市中心部では、日本ブラジル移民100周年を記念したサンバパレードを実施。合同練りで浜松っ子の熱狂は最高潮に達した。あでやかな御殿屋台とちょうちんが夕闇を彩ると、お囃子(はやし)やラッパの音、力強い「オイショ」の掛け声が街中にこだました。
まつり本部によると、3日は凧揚げ会場に約28万人、御殿屋台引き回しに約12万人、JR浜松駅周辺などに約8万人の人出があった。
※静岡新聞・SBS携帯サイトではまつり期間中、凧揚げや御殿屋台引き回しの動画も配信。