凧(たこ)や屋台が街を彩る浜松まつりが3日、開幕した。浜松市南区の凧揚げ会場では、子どもの誕生を祝う「初凧」を天高く舞い上げようと町衆が一致団結。風が少なく苦戦を強いられる中、懸命に糸を操り、練りやラッパで盛大に祝福した。
浜松市南区白羽町の清水家は、初代生誕880年を祝って10帖(じょう)の記念凧を揚げた。埼玉県や神奈川県など県内外から100人以上の親族が集結し、節目を盛大に祝った。
初代源信方は1128年に現在の山梨県に誕生。50歳の時に「白羽」の地を築いた。33代の清水信豊さん(73)は、10年前から初代の生誕880年の年は、凧を揚げたいと考えていた。
白地で家紋入りの大凧。揚げるのに苦戦し、時間をおいて再度挑戦した。凧が青空に舞うと親族から歓声と拍手がわき起こった。凧揚げ後には、同町の自宅で記念式典も行った。
信豊さんは「こんなに大勢の親族が集まって祝えるなんて最高。町内の人にも感謝の気持ちでいっぱいです」と感激した様子で語った。
※静岡新聞・SBS携帯サイトではまつり期間中、凧揚げや御殿屋台引き回しの動画も配信。