バスケットボール女子、Wリーグのプレーオフ準決勝(3回戦制)は9日、浦安市運動公園総合体育館で第1戦を行い、シャンソン化粧品(レギュラーリーグ4位)は2連覇を目指すJOMO(同1位)に65―77で屈した。全日本総合選手権との2冠を狙う富士通(同2位)はトヨタ自動車(同3位)に先勝し、JOMOとともに2季連続の決勝進出へあと1勝とした。
JOMOは第4クオーターに大神の連続ポイントなどでシャンソン化粧品を突き放した。
▽第1戦(JOMO1勝)
JOMO(リーグ1位) 77(22―16 17―13 18―24 20―12)65 シャンソン化粧品(リーグ4位)
リバウンドで競り負け
昨季の女王の前に、出だしの先制点でしかリードを奪えなかった。シャンソンは終始、JOMOのペースに圧倒されて追いつくことができずに、大事な初戦を白星で飾ることができなかった。
立ち上がりからリズムをつかみ損ねた。大型センターの山田にボールを集める相手の攻撃に、出だしからファウルがかさんだ。「みんなでカバーする練習はしてきたのだが…」と梅崎ヘッドコーチ。警戒していた山田の3連続ゴールですぐさまリードを許し、主導権を握られた。
10点差で前半を折り返すと、第3クオーター終了間際には相沢の3点シュートが決まり、4点差まで追い上げた。だが、勢いに乗ったはずの最終クオーター序盤で、3分間も無得点と好機をつかみきれない。「もったいないシュートミスが多かった」と渡辺主将。その間、JOMOにはエース大神の3連続ゴールなどで一気に突き放された。
この日、指揮官をはじめ、シャンソンの選手が口々に課題に挙げたのは、リバウンドだった。JOMOの50本に対し、シャンソンは34本に終わった。渡辺主将も「もう少しルーズボールを取っていかないと苦しい」と振り返った。
次戦で敗れれば今季の幕が閉じてしまう。「ゾーンディフェンスはある程度効いていたと思う。あとはリバウンドをどれだけやれるか」。エース池住は守りでの収穫を胸に、もう後がない2戦目への決意をにじませた。