バスケットボール女子、Wリーグのプレーオフ準決勝(3回戦制)は10日、東京・代々木第二体育館で第2戦を行い、シャンソン化粧品(レギュラーリーグ4位)はJOMO(同1位)に72―81で屈して連敗、決勝進出はならなかった。2連覇を目指すJOMOと、全日本総合選手権との2冠を狙う富士通(同2位)がともに2連勝し、21日からの決勝(5回戦制)に勝ち進んだ。両チームとも2季連続の決勝進出。
JOMOは第3クオーターに24点を挙げてリードを広げ、シャンソンを下した。富士通は前半で2点のリードを許したが、後半に盛り返して79―68でトヨタ自動車(同3位)に勝った。
▽第2戦(JOMO2勝)
JOMO(リーグ1位)81(19―18 22-21 24-13 16-20)72 シャンソン化粧品(リーグ4位)
守備網、機能せず
○…JOMOのスピードに守備網を切り裂かれた。2年続けて準決勝で同じ相手に連敗を喫したシャンソンは、決勝進出を前に今季の幕を下ろした。
守りが機能していた前半は39―41と1ゴール差に食い下がった。だが、ゾーンディフェンスに切り替えた後半に入ると一転した。相手のエース大神の素早いカットインに加え、外からは田中に3点シュートを浴び、第3クオーターで一気に引き離された。
「前半は(センターの)山田をよく抑えていたが、後半は相手の速い展開を止められず、大神にノーマークで打たせてしまった」と梅崎ヘッドコーチ。最終クオーターで2本の3点シュートをねじ込んだ相沢の活躍などで、必死に追い上げたが及ばなかった。
攻撃でも攻め手を欠いた。今季のシャンソンは2点シュート成功率で、JOMOからベスト10に4人が入ったのに対し、1人も名を連ねることができなかった。プレーオフに入ってからも指揮官は「2点シュートを落としすぎている」と頭を抱えていたが、思い切って内角を突けず最後まで課題は克服できなかった。
だが、永田と三木の両ベテランが抜け、若手主体となったチームで昨季と同じ舞台に立つことができた意義は大きい。渡辺主将は「去年よりバスケの幅が広がった」と胸を張る。「苦しいときにしっかりと点を取れる選手にならなくては」。今季エースへと成長を遂げた池住は、来季への課題を自らに課した。