Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ第3日(4日・ヤマハスタジアムほか=8試合)は1次リーグ第3戦を行い、C組の磐田は横浜FCに0―1で敗れた
【1次リーグ】
▽C組
(2)ヤマハ(横浜C2勝)
横浜C(2勝1敗)(6) 1(0―0 1―0)0 磐田(1分け2敗)(1)
▽得点者【横】アドリアーノ(1)
▽観衆 8896人
【評】磐田は横浜FCに技ありのシュートを決められると、堅い守備を崩せずに完封負けした。
磐田は序盤からボールを支配した。パスを回し、両サイドから相手陣に攻め込んだが、完全に崩しきれない。前半4分、カレンのシュートも決まらず、31分には林の負傷で中山を投入したものの、好機を生かせずに無得点で折り返した。
展開は守備を固めて速攻を狙う相手のペース。打開の糸口を見いだしたかったが、後半2分、アドリアーノのクロス気味のシュートが決まり、痛恨の先制を許した。菊地、船谷らを送り込んでゴールをこじ開けようと試みたが、相手の守備は崩れない。最後まで攻め続けたが、ゴールにはつながらなかった。
またノーゴール
またも横浜FCのゴールネットを揺らせなかった。カレン、中山の2トップも不発。持ち味が生きる2列目に下がりながら、決定機を生み出せなかった太田は「見ての通り。点を取らなければ勝てない」と苦渋の表情を浮かべた。
相手は守備を固めてカウンター狙い。前回と同じ戦い方だが、攻撃が単調になるなど工夫がない。「パス、パスになって攻めのタイミングが同じ。相手が立っているところに向かっていくだけ。これでは点は取られなくても攻めきれない…」と太田。攻めあぐねると先制できないどころか、逆に先に失点を喫した。前回の対戦同様に絶対に回避しなければいけないパターンを繰り返してしまった。
攻撃的中盤に入った上田もゴールを演出できないまま。「決めるところで決めないと、こういう展開になる。ボールを止めてパスの単調な攻めでは、(自陣に)引いた相手は崩せない。打てるチャンスにシュートをもっと打たないと…」と振り返る言葉も力がなかった。得点力不足という課題は解消できないままだった。
1引き分け2敗と予選1次リーグ突破も厳しくなった。次戦はFC東京とのアウエー戦だが、その前にリーグ戦の浦和戦が待っている。「今のままでは(大敗した)開幕戦と同じような結果になりかねない」。太田の言葉には危機感が漂った。