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2008カップ戦(磐田)

【ナビスコ・カップ第3日】F東京と1―1で分ける

2008/04/17
 Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ第3日(16日・さいたま市駒場スタジアムほか=8試合)1次リーグを行い、B組は清水が東京Vに5―0と大勝して勝ち点7でトップに立った。1―1で引き分けたFC東京と磐田はともに同4。
 A組は名古屋が神戸を2―0で下し、勝ち点6で同組首位に立った。浦和と1―1で引き分けた京都が同5で2位。
 D組では横浜Mが4―0と大宮に完勝し、勝ち点7の首位。新潟と大分は1―1で引き分けた。
 C組は川崎がジュニーニョのハットトリックで柏を3―0で破り初白星を挙げた。千葉―札幌は無得点で引き分け。
 
(2)味スタ(F東京1勝1分け)
F東京(1勝1分け1敗)(4) 1(0―0 1―1)1 磐田(1勝1分け1敗)(4)
▽得点者【F】赤嶺(3)【磐】駒野(1)
▽観衆 11448人
 【評】磐田はFC東京に先制されたが、後半ロスタイムに駒野のゴールで引き分けに持ち込んだ。
 立ち上がり攻めこんだ磐田だったが、ペースダウン。中盤で劣勢に回り、押し込まれる時間が続いた。前半32分、中央を破られたが、2度の決定的なシュートを川口のスーパーセーブ。DFも体を張ってしのぎ、折り返した。
 何とかリズムを作りたかった後半。だが、逆に後半6分、一瞬のすきを突かれて先制された。後半30分、ゴール前で中山が頭で落としたが、万代のシュートは外れた。名波が入った終盤、犬塚のゴールもオフサイドの判定。西も退場して万事休すかと思われたが、GKの弾いたボールを駒野が右足で突き刺した。
 
駒野がロスタイム弾 磐田
 後半のロスタイムは4分。時計は46分を回っていた。名波からパスを受けた加賀が左サイドを切れ込んでクロス。GKの弾いたボールを駒野が右足を振り抜くと、ボールはゴールネットに突き刺さった。敗色濃厚だったチームに勝ち点1をもたらした。
 「今日はボールをふかさないようにした。やっと仕事ができた」。強烈な移籍後初の得点を決めた右のスペシャリストは同点シーンを振り返った。しかし、喜ぶ訳にはいかない。「あれで勝っていたらもっとうれしかったが…。負けていた中で勝ち点1を取れたことは次につながる」と言葉をつなげた。
 この試合も内容は良くなかった。前半から運動量も少なく、前線が孤立。連動した攻めは影を潜めミスでリズムを作れない。失点も中盤のパスミスからで、声で奮起を促し続けた川口も「まだ予選突破のチャンスは残ったが、リードしてから、頑張るのではなく最初からやらないといけない」と渋い表情を浮かべた。
 前線で体を張ったプレーを続けた中山も結果に満足していない。「前で戦うしかなかったが、中盤が離れすぎ。何かビビッているような感じもしたが…」と首を捻りながらも、「10人になって追いついた。何とか負けなかったことは収穫だし、これから」。チームリーダーは今回見せた終盤の粘りを週末のリーグ戦につなげることを誓った。

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