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2008カップ戦・天皇杯(磐田)

【天皇杯4回戦】ゴン決勝弾 16強

2008/11/03
 サッカーの第88回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)第6日は2日、ヤマハスタジアムなどでJリーグ1部(J1)勢が登場して4回戦を行い、磐田はFW中山のゴールなどでJリーグ準加盟の栃木SC(JFL)を3―1と下し16強入りした。

 ▽4回戦
磐田(J1) 3(1―0 2―1)1 栃木SC(JFL)
▽得点者【磐】河村、中山、太田【栃】佐藤
 【評】磐田は中山の1得点1アシストの活躍もあって粘る栃木SCを下した。
 磐田は序盤、栃木のプレッシャーに手こずったが、徐々に名波、成岡を起点に攻めの形も見え始めた。連係のミスも絡んで決定機までは作れずにいたが、前半43分、ようやく先制点を奪った。名波のタイミングをずらしたFKを中山が頭で落とし、走り込んだ河村が頭で流し込んだ。
 後半も主導権を握っていた磐田だが、再三の決定機もカレンが決めきれないと、後半21分、カウンター攻撃からまさかの同点弾を浴びた。嫌なムードも漂い始めたが、3分後に中山がカレンとの連係で勝ち越し点を決めると、さらに3分後、途中出場の太田が3点目を奪って試合を決めた。

リーグ戦へ戦力底上げ
 鮮やかな先制点と大きな勝ち越し弾だった。中央で得たFK。名波が力強い助走でキックのモーションに入ったが、ボールはフワリとゴール前に。「俺しか見ていなかった。ヨシ来い」とアイコンタクトで通じ合った中山が絶妙の動き出しから頭で落とすと、同様に狙いを察知した河村が走り込んでいた。
 そして、ゴンゴールは後半24分。「カレンがうまく落としてくれた。GKをどうかわすか考え、右サイドが空いていると思った」とGKのタイミングをずらして流し込んだ。5月25日のナビスコ杯・清水戦以来の得点に、中山は「追いつかれてすぐに点を取れて良かった」と振り返ると、「ベンチで万代が交代の用意をしているのが見えた。足がつりそうだったことは事実」と周囲の笑いも誘った。
 「あのゴールで勝負あり」と河村。ゴンゴールが決まればチームのムードは盛り上がる。さらに、切り札候補の1人、太田の今季公式戦初得点の復帰弾も飛び出した。「この得点が次につながる。アピールしてチャンスをもらい、チームに貢献したい」と太田が意欲を口にすると、名波も「戦力の底上げができた」とうなづいた。
 この勝利をリーグ戦にうまくつなげたい。名波は「ミスもあったが、仕掛けのミス。みんな気持ちも入っていたし、評価できる。勝っていい雰囲気も作れたし、いい流れにできたらいい」と言葉に力を込めた。

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磐田―栃木SC 後半24分、勝ち越しのゴールを決め喜ぶ磐田の中山=ヤマハスタジアム



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