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2008リーグ戦(磐田)

【第2節】地元初戦飾る G大阪の猛攻をしのぐ

2008/03/16
 Jリーグ1部(J1)第2節第1日(15日・エコパスタジアムほか=7試合)は、磐田が前半に万代のヘッド、西のPKで2点を先取、後半ロスタイムには40歳のベテラン中山が15年連続ゴールを決め、G大阪に3―0で勝利した。
 
(1)エコパ
磐田(1勝1敗)(3) 3(2―0 1―0)0 G大阪(1分け1敗)(1)
▽得点者【磐】万代(1)西(PK)(1)中山(1)
▽観衆 25560人
 【評】点差は快勝を思わせるが、内容は厳しかった。だが、磐田は効果的にゴールを奪い、ホーム初戦を白星で飾った。
 前半8分、磐田は上田の右FKを万代が頭で流して素早く先制。29分には西のドリブル突破がPKを誘い、これを西が自ら決めてリードを広げた。後半ロスタイムには中山の15年連続となる得点でダメを押した。
 しかし、得点シーンを除くと防戦に回る時間帯が目立った。特に後半の立ち上がりは、播戸を投入し前線を厚くしたG大阪の攻めにピンチの連続。しかし、守備陣が体を張り続け、GK川口も好セーブを連発して窮地をしのぐと、守りは最後まで崩れなかった。
 
最後まで集中切れず 守備陣、体張り奮闘
 猛攻をしのぐと、ダメ押しとなる中山のゴンゴールで開幕戦の敗戦で漂いかけた暗雲を振り払った。強豪のG大阪相手の完封勝ちに、スタンドから大歓声。茶野が「名誉挽回の気持ちがあった。勝利が次につながる」とうなずくと、内山監督も「最後まで集中を切らさずにプレーし続けたのが勝因」と選手の奮闘をたたえた。
 柏戦とは打って変わり試合の入り方は良かった。確かに、G大阪の動きは重かったが、前線で西が動いて起点を作ると、守備でも河村と山本のダブルボランチをはじめ中盤が連動し、相手を囲い込んでボールを奪うなどリズムを引き寄せた。西は「立ち上がりは圧倒的にうちが良かった」と振り返った。
 いい流れの時間帯で先制できたことも大きかった。先制の4分前。上田の右FKがファーサイドに流れたのを西が強い口調で注意。「ゴールの枠を狙ってけれ」。西の言葉通りの鋭いFKが、見事に先制ゴールに結びつき、チームに自信と勢いを与えた。
 前半で2点差。しかし、苦しい展開が待っていた。後半開始からの5分間で4度も決定的な場面を作られた。川口のスーパーセーブ、加賀、茶野、田中らの体を張った守りでゴールを死守。加賀や茶野も「あそこで点を取られなかったことが大きい。失点していたらやられていた」としみじみ語った。
 1失点で流れががらりと変わる可能性があっただけに、「勝ったがまだ波がある」と田中。西も「勝ち点3を取れたことは大きいが、DFも踏ん張っていたし、ヨシカツさん(川口)のおかげ。簡単にゴールまで行かれてはだめ。修正するところはいっぱいある」と反省の言葉を続けた。
 
万代、先制ヘッドJ1初ゴール
 ○…移籍後初ゴールとなるFW万代宏樹の先制点がチームに勢いを呼び込んだ。前半8分の右FK。上田の左足からニアサイドに放たれたボールをバックヘッドでゴールに流し込んだ。
 上田らチームメートと抱き合い、「ニアに速いボールをけると思った。そこにいいボールがきたから、当てるだけだった。先制点で、J1初ゴールを決められて良かった」。言葉を弾ませながらも、「柏戦は内容も結果も最悪だった。(今日は)ボランチ、3バックが頑張ってくれていた。失点があってもFWは0点で終わってはだめ。勝たないといけないし、点を取らないといけなかった」と語り、守備陣の奮闘もたたえた。
 西が倒されてPKを得た場面も演出した。DFの裏を突く絶妙のロングパスだったが、「たまたま。相手のDFが高かったので狙えるかなと思ったら、西君が走っていた」。チームの勝利に貢献しヒーローインタビューを受けたが、「もっと決められる場面もあった。もっとキープするなど反省する部分もある」と気を引き締めた。

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磐田―G大阪 前半8分、万代(中央)が上田のFKを頭で流し込み先制ゴールを決める=エコパスタジアム



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