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2008リーグ戦(磐田)

【第6節】札幌に初黒星

2008/04/13
 Jリーグ1部(J1)第6節第1日(12日・札幌ドーム)、磐田は札幌の新人、柴田にゴールを許すなど、1―2で競り負けた。

(1)札幌ド
札幌 2勝4敗(6) 2(2―0 0―1)1 磐田 2勝4敗(6) 
▽得点者【札】ダビ(2)柴田(1)【磐】河村(1)
▽観衆 15240人
 【評】磐田は札幌にセットプレーの流れから2点を奪われて2連敗となった。
 前半立ち上がり、磐田はパスを回してリズムに乗るかと思われたが、運動量も少なく徐々に相手のペースにはまった。ロングボールでラインを下げられると、パスミスからカウンターで窮地を招いた。何とかしのいでいたが、前半43分、FKから先制されると、ロスタイムにCKの2次攻撃から追加点を許した。
 後半最初から名波を投入した磐田は後半2分、左CKから河村が左足でゴールネットを揺らした。ここから名波を起点に追撃を試みた。山崎も入れて同点ゴーを目指したが、決定機をつくれず、札幌の守備網をこじあけられなかった。

反撃、1点止まりで失速
 ふがいない敗戦だった。自分たちのサッカーがまったくできずにミスから窮地を招く。何度も繰り返してきた悪循環にはまり、もろさを露呈して失点を重ねた。2失点とも警戒していたはずのセットプレー絡み。ピンチをしのいでいた川口も「それぞれは頑張っていても、それだけでは結果は残せない。きれいごとだけでは勝てない」と戦う姿勢、メンタル面の弱さを訴えるしかなかった。
 札幌にとっては狙い通りの展開だった。前半、磐田のパスは守備陣形を整えたDF網の前で回るだけで、「前にボールが入らないし、うまく動かすこともできなかった」と河村。復帰後初得点となる後半のゴールにも、「勝たなければ意味がない」と言葉少な。内山監督も内容の悪さに厳しい表情のまま引き揚げた。
 前節の浦和戦は逆転負けしたが、随所に目指す連動したプレーが見え始め、この日の試合も手応えを感じながら臨んだはずだった。しかし、ピリッとしない。ハーフタイムに中山、名波、川口が奮起を促したが、その勢いも1点を返しただけで失速。今の磐田には2点のリードをひっくり返す馬力はなかった。
 札幌にはJ1昇格後のホーム初勝利だけでなく、対戦成績で初の1勝も献上した。相手サポーターの歓喜する声に唇をかみしめて、「やるしかない」(大井)と巻き返しを誓ったイレブン。主力の故障も相次ぐ苦境をどう乗り越えていくのか。失いかけた自信を取り戻すためにも、ここからの奮起が求められる。

茶野が通算300試合
 ○…DF茶野隆行がJ1通算300試合出場を達成した。市原(現千葉)から試合を積み重ねて14年目。連敗阻止を誓って臨んだが、白星で飾れず、終了の笛に肩を落とした。
 前半から攻めが機能せず、逆に札幌のブラジル人FWにチャンスを作られる苦しい展開。持ち前のハードマークで耐えていたが、「運動量が少なく、足元へのパスだけ。ミスから奪われるという悪循環だった」と唇をかんだ。
 失点も警戒していたセットプレーから。「2点目もパスの出所にプレッシャーがないといけなかった。集中力が課題」と失点シーンを振り返る言葉は湿りがちだった。
 「ジュビロに自分のようなつぶし屋も必要。攻撃陣が思いっきりできるためにも、後ろが踏ん張る」と語るハードマーカーにとってもこの日の敗戦はつらい。「こういう負け方は絶対してはいけないが、気持ちを切り替えてやるしかない」と自らにも言い聞かせた。

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