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2008リーグ戦(磐田)

【第13節】3連敗、暫定15位

2008/05/18
 Jリーグ1部(J1)第13節第1日(17日・埼玉スタジアムほか=7試合)は、磐田がFC東京に1―2で逆転負けし、3連敗となった。
 ワールドカップ(W杯)アジア3次予選に臨む日本代表の活動のため、J1は一時中断する。

(1)ヤマハ
F東京 7勝2分け4敗(23) 2(0―1 2-0)1 磐田 4勝2分け7敗(14)
▽得点者【F】赤嶺2(5)【磐】大井(1)
▽観衆 10958人
【評】先手を取った磐田だが、ペースに乗り切れず逆転負けした。
 前半の磐田は復帰した前田がトップ下の西と絡んで起点をつくり、駒野、村井の両サイドも機能して幅のある攻めを展開した。先制点は22分。上田のCKを大井がタイミングよく頭で合わせた。この後も、サイド攻撃を主体に押し込んだが、あと一歩切り崩せず追加点を奪えなかった。
 逆に後半3分、CKのこぼれを拾われて失点。17分にはサイド突破への対応が甘く、逆転シュートを許した。磐田は勢いに乗った東京の出足に押されて防戦に追われ、24分の唯一の決定機も前田のヘッドが右に外れて追いつけなかった。 

今季4度目 逆転許す 決定機も決めきれず
またしても後半立ち上がりに失点すると、押し戻せずに逆転弾を浴びた。今季4度目の逆転負けに、「何でこうなるんだろう。きつい。先制点取っても相手は慌てていない。(相手に押し込まれる)流れを、どうしても切れない」と口を開いた西。川崎戦をはじめ、何度も同じような展開を繰り返してしまうふがいなさを嘆くしかなかった。
 逆転負けの予感は前半40分すぎから漂い始めていた。ボールがつなげずに防戦一方。どうにか無失点で切り抜けたものの、後半も状況は変わらない。後半3分、あっさりと同点にされ、田中は「川崎戦もそうだったが、あまりに早い時間の失点に余裕もなくなり、相手を勢いに乗せてしまった。気持ち的に立ち上がりに集中しようと話していたんだが」と力なく振り返った。
 逆転されてからは「焦って攻めてカウンター攻撃を受ける」(田中)の繰り返し。期待の前田も決定機を決めきれずに、「実力が出た。あれを決めないといけないが…。実力です」と言葉少な。厳しい表情の川口は「球際も弱いし、決定的なチャンスも作れずに苦し紛れのシュートばかり。相手GKが怖がる、嫌がるプレーもない。逆転されてから点が入りそうな感じがしなかった」と切り捨てた。
 暫定15位に後退し、18日の結果次第ではさらに順位は下がる。ナビスコ杯予選はあるものの、リーグ中断期間に何とかして立て直すしかない状況に、「現実を受け止め切り替えるしかない」と河村。中山も「落ち込んで止まっていても何も変わらない。何かの変化を起こしていくしかない」と危機感を募らせた。

先制弾は大井
 ○…前半22分、右CKからDF大井健太郎が頭でゴールネットを揺らした。豪快な先制弾は今季初ゴールで、昨年4月28日以来となるリーグ通算2得点目。「いいボールが来たし、いい感じで決められた。キャラクター的にも盛り上げようと思った」と両手を広げてのパフォーマンスで喜びを体中で表した。
 立ち上がりこそ、マーキングに不安定な面も出たが、徐々に落ち着きを取り戻し始めた時間帯の得点だった。「あれで勝てるかなと思ったんだが。ウーン」。勝利をたぐり寄せることはできず、後半に2ゴールを奪われての逆転負けに、「個人的にも悪くなかったんだが、中盤でいったん、相手を囲い込みながらスルリとかわされてきたし」。試合展開を振り返る言葉に力が入らないまま。普段の明るい表情はなく、「得点を決めても負けてしまったんで…。非常に残念と言うしかない」と肩を落とした。

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磐田―FC東京 前半22分、コーナーキックに飛び込みヘディングで先制ゴールを決める磐田の大井=ヤマハスタジアム



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