バレーボールは、女子準々決勝を行い、1次リーグA組を2勝3敗の4位で突破した日本は0―3でブラジルに敗れ、1988年ソウル五輪以来の準決勝進出はならなかった。日本は前回のアテネ大会と同じ5位。
言葉を絞り出そうとする杉山祥子(NEC、富士見高出)の目から、涙があふれ出た。「1点1点と思ってプレーしていたが、相手は思った以上に強かった。これが現実です」
ブラジルの破壊力ある攻撃は、防ぎようがなかった。杉山も要所でブロックを決めたが、力の差は歴然としていた。
「力が出せないのも、力のうち。これが自分の力であり、チームの力なんだと思う」。
試合後、スタンドの両親や夫に向かって、何度も何度も手を振った。「まずは自分を支えてくれた人たちに感謝したい」。汗と涙が入り交じった顔をほころばせ、集大成の五輪を終えた。(本社臨時支局)