常葉橘、掛西振り切る
▽2回戦(富士第1試合)
常葉橘(中部5位)
000 011 002―4
000 000 021―3
掛川西(西部5位)
▽本塁打 松下(掛)
▽2塁打 仁藤、稲角、川口(常)小沢、松下(掛)
▽暴投 榊原(掛)▽捕逸 勝又2(掛)
▽試合時間 2時間22分
【評】終盤に主戦庄司を投入した常葉橘が粘る掛川西を振り切った。
常葉橘の先制点は5回、2塁打の仁藤が暴投で生還した。6回も相手バッテリーのミスに乗じて加点。先発の川口は5回まで無失点に抑えた。同点の9回には川口の左中間2塁打と前田の中前打で勝ち越した。
掛川西は8回に松下が庄司から2点本塁打を放ち、9回も3連打で1点を奪ったが、及ばなかった。
興誠コールド発進
▽2回戦(富士第2試合)
興誠(西部2位)
401 030 0―8
000 000 0―0(7回コールド)
浜松開誠館(西部5位)
▽2塁打 和久田、渡辺平、本田(興)牧野(浜)
▽試合時間 2時間16分
【評】投打がかみ合った興誠が浜松開誠館を7回コールドで下した。
興誠は初回、本田の適時打で先制し、なおも二死満塁から和久田が走者一掃の2塁打を放った。5回にも上杉の適時打に続き、一死2、3塁からツーランスクイズが成功し、決定的な8点目を奪った。
浜松開誠館は相手先発の江越に散発3安打と抑え込まれ、攻撃の糸口をつかめずに完封負けを喫した。
先制攻撃、試合決める
○…打倒常葉菊川に燃える興誠が機動力と打線の厚みを示し、コールド発進した。
初回の4得点が試合を決めた。本田主将の先制打の後、二死満塁で7番の和久田に打席が回った。「ここで打ったらチームが勢いづく」。気持ちのこもった打球はレフトフェンスを直撃した。打ったのは低めのスライダー。2週間前から上体が浮き上がる癖の矯正に取り組んだ成果が現れた。
5回には一死2、3塁からのスクイズで2塁走者の上杉が好判断でホームを突いた。盗塁も5つ決め、村松監督は「積極的な走塁を磨いている。練習通りできた」とうなずいた。
本格派の主戦江越は6奪三振で上々の試運転。ツーシームを初めて公式戦で投げ、「空振りを取れる。1つ武器が増えた。直球のキレはまだ甘い。無駄な点を許さず、常にチームを勝利に導く投手になりたい」と意欲を高めた。