翔洋、浜商に快勝
▽2回戦(浜松第1試合)
東海大翔洋(中部4位)
106 100 200―10
000 012 100―4
浜松商(西部1位)
▽3塁打 寺本(東)▽2塁打 高橋健、戸田2、小沢(東)▽暴投 望月2(東)鈴木健(浜)
▽試合時間 2時間38分
【評】東海大翔洋は序盤の大量リードで優位に立ち、追いすがる浜松商を振り切った。
翔洋は初回に1点を先行すると、3回に打者一巡の猛攻。寺本の3塁打を口火に4本の長打を集めて6点をもぎ取り、大勢を決めた。主戦望月は苦しみながらも完投した。
浜松商は中盤、篠ケ瀬の犠飛や大石の適時打などで4点を返すにとどまり、4人の継投も実らなかった。
常葉菊川、初回に6点
▽2回戦(浜松第2試合)
富士宮西(東部5位)
000 003 000―3
600 000 20×―8
常葉菊川(推薦)
▽3塁打 上嶋(常)▽2塁打 中川、伊藤、野島、前田(常)
▽試合時間 1時間53分
【評】常葉菊川は初回の大量点で主導権を握り、富士宮西を退けた。
常葉菊川は初回、中川、伊藤、野島の2塁打を含む5安打を集め、一気に6点を奪取した。7回には上嶋の適時3塁打などで2点を加え、突き放しに成功。野島―戸狩の継投で逃げ切った。
富士宮西は、打線が中盤まで沈黙。6回に渡辺翔と松原の連打などで3点を返すにとどまった。
打線、復調の兆し 試合運びに課題も
○…久々に見せた序盤の集中打と、大量リードを奪った後のもたついた試合運び。常葉菊川は、センバツ以来となる公式戦で収穫と課題をのぞかせた。
収穫だったのは、打線に復調の兆しが見えたこと。「あれぐらい積極的に打てれば」と森下監督を喜ばせたのは初回の攻撃だ。思い切りよくたたいた打球が次々と長打につながり、一挙6点を奪取した。しばらく元気を失っていた打線が活気づいた場面だった。
主将前田が課題に挙げたのは、その勢いを持続できなかった精神的な弱さだ。2―6回までは散発3安打と畳みかけられず、7回に2点を奪うのがやっと。「大量点を取って気が緩んでしまった」。
今大会から背番号1をつける野島は立ち上がりこそ安定した投球を披露したが中盤につかまり始め、センバツまで主戦だった戸狩にマウンドを譲った。
森下監督は「いいところもあれば、悪いところもある。次につなげることが大切」。決して理想的とは言えなかった試合だが、あくまでも前向きにとらえた。