SBS杯国際ユースサッカー(日本サッカー協会、県サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)最終日は14日、エコパスタジアムで2試合を行った。2勝同士の優勝決定戦となった静岡ユース―ウクライナ代表は、前半34分に静岡が押谷―松田とつないで先制、後半開始早々にも石神が決め、ウクライナを突き放した。静岡ユースの優勝は1985年以来4度目。米国代表は、後半22分に1点を奪い、日本代表を振り切った。
静岡ユース(9)2(1―0 1―0)0 U―18ウクライナ代表
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▽得点者【静】松田(押谷)石神(松田)
【評】静岡が攻守にウクライナを寄せ付けなかった。
静岡は立ち上がりこそ、ウクライナの速さに押されたが、すぐにペースをつかんだ。中盤で競り勝ち、サイドから揺さぶってウクライナゴールに迫った。
先制点は前半34分。中盤からの縦パスを受けた押谷が左サイドで粘って中央に流すと、松田が落ち着いてゴール右隅にけり込んだ。さらに後半2分、小気味よくパスをつないで相手守備陣をほんろうし、石神が決定的な2点目を奪った。
ウクライナは過去2戦で披露した速さを生かした攻めが見られず、苦戦を強いられた。ラフプレーも目立って2人が退場し、反撃態勢に移ることができなかった。
パスや鋭い出足ウクライナ脱帽
○…初戦の日本戦、続く米国戦と速さを生かした攻めがさえたウクライナ。だがこの日は一転、静岡の素早いパス回しと鋭い出足に苦しみ、完敗した。これには、ルィシェンコ監督は「静岡は素晴らしい」と脱帽。だが「国の代表より、県の代表の方が強いなんて不思議だ」と首をひねった。
ウクライナは主力6人をけがなどで欠き、新たなメンバーを加え今回の大会に臨んだ。「主力がいないうえ、経験したことのない暑さ。さらに、退場者も出た」。ルィシェンコ監督は苦戦の要因を挙げながらも、「負ける方が勝ちより多くのものを得ることがある」と、独特の表現で成果を言及した。
“黄金世代”以来の頂点 3試合連続で先取点 静岡ユース
2勝同士の事実上の決勝戦。しかも相手は前の2試合で攻守に高いレベルのサッカーを見せたウクライナ。「思い切り楽しんでこい」と山田監督に送り出された静岡ユースの選手たちだったが、最初は硬さが見られた。しかし開始から10分間のウクライナ怒とうの攻めをしのぐと、選手たちにいつも通りの切れのあるプレーが戻ってきた。