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2007カップ戦/天皇杯(清水)

【ナビスコ杯第2節】 終盤追い付く 

2007/03/26
 Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ第2日(25日・日本平スタジアムほか=8試合)は、1次リーグ第2戦を行い、B組の清水は横浜Mと2―2の引き分けた。

 【1次リーグ】
 ▽B組
(1)日本平
清水1分け1敗(1) 2(1―0 1―2)2 横浜M1分け1敗(1)
▽得点者【清】杉山(1)市川(1)【M】大島(1)坂田(1)
▽観衆 9102人

 【評】清水は終盤にセットプレーで追い付き、横浜Mと辛くも引き分けた。
 先制は清水だった。開始直後のピンチをGK西部の好セーブで切り抜けると徐々にペースをつかみ、前半25分、杉山が高木純のシュートのこぼれ球を詰めて先手を取った。
 しかし、その後は西沢のポストプレーを起点に攻撃の形をつくろうとするが、決定機には至らない。逆に後半10分、相手CKのこぼれ球をつながれて同点ゴールを許した。さらにその1分後にも、坂田にDF裏を取られて試合をひっくり返された。
 清水は、藤本、矢島、平松と攻撃的な選手を次々に入れて反撃を仕掛けた。横浜Mの速攻に守備陣が我慢強く耐えると、後半37分、藤本の左CKを市川が頭で合わせて同点とした。

精彩欠き、攻守に不備
 終盤のセットプレーで追い付くのがやっとだった。清水は辛うじて、公式戦3連敗だけは免れた。
 1点を追う後半37分の左CK。日本代表から戻ったばかりの藤本のキックが鋭く曲がって落ちた。走り込んだ市川が頭を突き出し、同点ゴール。アシストの藤本は「ニアサイドのDFに引っ掛からないようにけった」と狙い通りを強調した。
 清水は前半25分の先制点も理想的な形から奪った。兵働のDF裏への長いパスを高木純がそのままシュート。GKがこぼしたボールにボランチ杉山が詰めた。中盤3人が絡み、2トップを追い越してネットを揺らした。
 ただ、得点シーン以外は序盤から物足りない展開が続いた。攻撃陣はいまひとつ迫力に欠け、シュート数は10―15と相手より下回った。守備陣も後半10分から2分間で立て続けに失点した。
 「最悪ではないが、良くはない」と先制点の杉山。チームを救った市川も「課題が出た試合だ。追い付いたことは良かったが、まだまだ内容を良くしなければいけない」と歯切れが悪い。
 清水はここ数試合、すっきりとしない内容が続く。1週間後に再開するリーグまでに、本来の力を取り戻せるか。

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 清水―横浜M 前半25分、ゴールを決める清水の杉山(右)=日本平スタジアム



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