Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ第3日(4日・ヤマハスタジアムほか=8試合)は1次リーグ第3戦を行い、B組の清水は0―2で横浜Mに屈した。
【1次リーグ】
▽B組
(2)三ツ沢(横浜M1勝1分け)
横浜M(1勝1分け1敗)(4) 2(1―0 1―0)0 清水(1分け2敗)(1)
▽得点者【M】山瀬功(1)坂田(2)
▽観衆 8414人
【評】清水は最後まで悪い流れを断ち切れずに、横浜Mに完封負けした。
清水は前半立ち上がりから防戦一方を強いられた。前半6分、山瀬功のミドルシュートがDFに当たってゴールに吸い込まれる不運な形から失点すると、その後も相手の両サイド攻撃、2列目からの飛び出しに手を焼き、守備陣が体を張る時間帯が続いた。
後半序盤こそ押し込んだが、9分の決定機をシュートミスで逸すると、再び流れは横浜Mへ。13分、最終ラインが一瞬のスキを突かれ、坂田のスピードを生かした中央突破を防げずに2点目を許した。
清水は後半23分、前線に西沢を入れて打開を図ったが全体的にミスも多く、最後まで相手を崩しきれなかった。
好機を生かせず
清水にとってこの日最大のチャンスは、1点を追う後半9分に訪れた。横浜Mの攻めに耐え、カウンターに出た場面だ。
最終ラインの青山が相手のクロスをカットし、そのまま右サイドから相手陣内にボールを持ち込む。横浜Mの守備は、まだ手薄な状況だった。絶妙のタイミングでDF裏に矢島が飛び出し、鋭いパスを受けた。
GKと1対1の場面。ただ、スリッピーな芝生にてこずったのか、弾んだボールがうまく足元に収まらない。「ボールが足元に入りすぎた」。中沢に詰め寄られ、苦しい体勢で放ったシュートはポストをかすめて外れた。
「あそこで決めていれば流れは変わっていたし、いい時間帯に追い付いておきたかった。申し訳ないと思う」。矢島が悔しそうに振り返った。
逆に横浜Mはその4分後、清水と同じようにつくった速攻からの好機を生かした。坂田がトップスピードでDF裏に抜け出して2点目。勝負は決まった。
清水はこの日、全体的にミスが多すぎた。「たとえスリッピーな状況でも、しっかりボールは回さなければいけない」と長谷川監督。これでナビスコ杯は2敗1分け。リーグ開幕から2連勝した後、調子がなかなか上がらない。