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2007カップ戦/天皇杯(清水)

【ナビスコ杯第5節】決勝Tに望み

2007/05/10

 Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ第5日(9日・駒場スタジアムほか=8試合)は、1次リーグ第5戦を行い、B組の清水は2―1で大宮に逆転勝ちし、準々決勝進出に望みをつないだ。

 
 ▽B組
(1)駒場
清水(1勝2分け2敗)(5) 2(0―0 2―1)1 大宮(2勝2分け1敗)(8)
▽得点者【清】太田(1)西沢(1)【宮】エニウトン(1)
▽観衆 4448人


 【評】清水がグループ首位の大宮に逆転勝ちし、1次リーグ突破に望みをつないだ。
 後半26分にエニウトンのヘッドで先制された清水だったが、36分、後半途中から入った太田が中央やや左でパスを受け、左足を振り抜いて同点ゴールを決めた。これで勢いに乗ると44分、左CKからのこぼれ球をゴール前で西沢が押し込んで移籍後初ゴールを挙げ、逆転した。
 大幅にメンバーを入れ替えて臨んだ清水は前半、連携がかみ合わず、なかなか攻撃の形が作れなかったが、後半開始から岡崎が投入されると、攻撃が活性化した。細かくパスをつなぐ大宮の攻撃に押し込まれる場面も目立ったが、DF陣が最後まで体を張ってはじき返した。
 
西沢初ゴールは逆転弾
 清水は粘りの逆転勝ちで1次リーグ突破の望みをわずかにつないだ。2分け2敗のグループ最下位で臨んだ一戦。長谷川監督は「最終戦まで可能性が残った。この勝ちは大きい」と勝利の重みをかみしめた。
 アピールの場を得た選手たちの気迫が随所にみなぎっていた。連戦の疲れを考慮して大幅にメンバーを入れ替え、先発は今季初出場3人を含むフレッシュな顔触れ。待ちに待った移籍後初ゴールで逆転に貢献した西沢も、結果が出せずに先発から外れていた1人。「ごっつあんゴールだったけど、大事な時間に決められてよかった」と吹っ切れた表情を浮かべた。
 同点ゴールの太田も今季、出場機会がなかった。「練習はうそをつかない。気持ちを抜いたことは1回もなかった」とくさらず、準備を怠らない姿勢で結果を出した。今季1出場にとどまっていたボランチ岩下も「チャンスをもらえて、やれることをやれた」と納得の表情を浮かべた。
 「思いをグラウンドにぶつけ、期待通りのプレーをしてくれた」と長谷川監督は賛辞を惜しまなかった。予選突破への意味合い以上に、個々の自信につながる大きな勝利だった。


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大宮―清水 前半、果敢に攻め込む清水の西沢(右から2人目)=駒場スタジアム



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