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2007カップ戦/天皇杯(清水)

【天皇杯サッカー準々決勝】好機生かせず 延長で4強逃す

2007/12/23
 サッカーの第87回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、静岡新聞社共催)は22日、ユアテックスタジアム仙台などで準々決勝の2試合を行い、清水はG大阪に延長戦で0―1と競り負けた。

▽準々決勝(長居)
G大阪 (J1) 1(0―0 0―0 延長 1―0 0―0)0 清水(J1)
▽得点者【G】寺田    
▽観衆 8575人    
【評】清水は再三のチャンスを決められず、延長戦の末にG大阪に敗れた。
 清水はロングボールを前線に送ってDFの裏を狙う戦術を徹底。前半こそ決定機も少なかったが、後半は矢島、岡崎を起点に攻撃が活性化。それでもゴールを奪えないと、2トップに西沢と原を投入。終了間際、児玉のクロスを原が頭で合わせたが、GKの好守に遭い、延長戦に突入した。
 延長前半2分に先制点を許したが、ここから反撃を開始。13分、児玉の左クロスを西沢が頭で合わせるも、ポストを直撃。延長後半11分には西沢からのパスを原がシュート、12分には市川の右クロスを西沢がヘディングで狙ったが、いずれもGKに阻まれ、得点には結び付かなかった。 

決定力不足、課題来季へ
決めるべきところを決められない。内容が良くても、結果につながらない。「いつまでたっても惜しい、残念、で終わる過ちを繰り返してしまう」。長谷川監督は自ちょう気味につぶやいた。昨季と同じベスト8止まりで、清水の天皇杯は幕を閉じた。
 シュート数こそG大阪が上回ったものの、決定機では清水が圧倒した。特筆すべきは途中投入の西沢、原の2トップ。裏に抜けたり、くさびになったりして攻撃のリズムを整え、再三にわたって決定機に絡んだ。
 だが、ゴールネットは最後まで揺れなかった。後半ロスタイムの決定機を逸した原は「自分の決定力不足。メチャクチャ悔しい」と反省の言葉が口をついた。ヘディングシュートがポストに嫌われた西沢も「“何センチ”のところが今シーズンはずっと入らなかった感じ」と今季を象徴するかのようなゲームを悔やんだ。
 相手のひじが鼻に当たり、後半10分に「不完全燃焼」の負傷交代に甘んじた高木和も「チャンスはあったし、どっちに転んでもおかしくない試合だった」と言って、続けた。「と、毎回言ってるけど、そういうところをモノにできないからタイトルが取れない」
 決定力不足。重い課題を背負ったまま、清水の今季が終わった。児玉は「チームとして、来年こそタイトルを取れるように頑張りたい」と決意を口にする。そのために、何をすればいいのか。つかの間のオフに体を休めながら、選手、スタッフ個々が答えを模索することになるだろう。 

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G大阪―清水 後半終了直前、清水・原(19)がシュートを狙い飛び込むも、相手GKの藤ケ谷に阻まれる=長居スタジアム



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