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2008リーグ戦(清水)

【第5節】反撃及ばず連敗

2008/04/06
 Jリーグ1部(J1)第5節第1日(5日・万博記念競技場ほか=7試合)清水はG大阪に0―2で敗れて連敗。G大阪は3連勝。
 
(1)万博
G大阪(3勝1分け1敗)(10) 2(2―0 0―0)0 清水(1勝1分け3敗)(4)
 ▽得点者【G】山口(1)バレー(3)
▽観衆 16219人
 【評】清水はG大阪に優位に試合を運ばれ、2連敗を喫した。
 清水はロングボールと足元へのパスを織り交ぜて前線に起点を作ろうと試みたが、最後の局面で相手を切り崩せない。守備陣はGK西部の好守もあり、G大阪の猛攻を耐え続けたが、前半36分、CKから山口に押し込まれて失点した。44分にもクロスをバレーに合わされ、追加点を許した。
 2点を追う清水は負傷の藤本に代わり、後半開始から枝村を投入したが、ロングボール主体の攻撃はチャンスに結び付かない。16分の岡崎のヘディングシュートもGKに阻まれた。25分に原、38分には西沢を入れて打開を試みたが、シュートまで持ち込めず、不発に終わった。
 
決定力不足嘆く
 ゴールが遠い。3試合連続でFW陣に得点がなく、2連敗。長谷川監督は「現状では決める力を出し切れていない」と解消されない決定力不足を嘆いた。チーム幹部は「(リーグ中断明けの)7月に向けて、手遅れになる前に考えていかないと」と新戦力を模索する必要性さえ口にした。
 「点を決められなかったし、チームも勝てなかった。もっと精度を上げて、少ないチャンスでも決められるようにならないと」。今季まだ無得点の矢島は反省の言葉を並べ、がっくりと肩を落とした。初先発に意気込んだ岡崎もシュートは2本に終わり、「期待に応えたかったけれど、結果につながらなかった」と唇をかむしかなかった。
 仕掛けの工夫も足りなかった。ロングボールで相手の裏を狙い、ゴールを目指したが、前線にボールが渡ってもすぐに相手DF陣が囲い込む。セカンドボールも拾えず、相手に主導権を握られた。太もも裏の違和感で前半で退いた藤本は「足元でつないで厚みを出したかったが、攻めが単発だった」と悔やんだ。
 後半はG大阪が守りを固め、さらにゴールは遠のいた。「裏を狙うボールを警戒されていたが逆を突いたりする余裕もなかった」と児玉。中盤が間延びし、時間の経過とともにロングボールも正確性を失っていった。
 中2日の3連戦は1分け2敗に終わった。浮上のきっかけは見えてこない。だが、ずるずる引きずるわけにもいかない。西部は「もっと意識を厳しくしないと。個々に考えていかなければならない」と厳しい表情を崩さなかった。
 
不完全燃焼「悔しい」
 ○…2点を追う後半25分、FW原が今季初出場のピッチに立った。スピードを生かして裏に抜け出すチャンスをうかがったが、決定機は訪れずにシュートはゼロ。不完全燃焼に終わり、「期待されて出してもらったのに、点を取れなかったのが1番悔しい」とうなだれた。
 好調をアピールしながらもここまで出番がなく、「やっとチャンスが回ってきた」と意気込みは相当だっただけに落胆は深い。だが、強豪チームが守りを固める展開で、持ち味を出すのが難しかったのも確か。次戦を見据え、「しっかり練習して試合に出て、自分の得点でチームの流れを良くしていきたい」と奮起を誓った。
 
岡田監督「期待外れ」
 ○…G大阪―清水戦を観戦した日本代表の岡田監督は「清水に何人か期待していた選手がいたが、きょうはG大阪の方が良かった」と話し、試合終了を待たずに会場を後にした。

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