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2008リーグ戦(清水)

【第8節】ホーム初勝利

2008/04/27
 Jリーグ1部(J1)第8節第1日(26日・川崎市等々力陸上競技場ほか=7試合)は、清水が前節3位のFC東京を1―0で下し、ホーム初勝利を挙げた。
 
(1)日本平
清水(2勝2分け4敗)(8) 1(1―0 0―0)0 F東京(4勝2分け2敗)(14)
▽得点者【清】青山(1)
▽観衆 14145人
 【評】清水は前半終了間際のCKの1点を死守し、ホーム初勝利を挙げた。
 前半は西沢がくさびのボールを受けて起点になり、優位に試合を運んだ。フェルナンジーニョを中心に中盤が連動してボールを回し、市川の効果的な攻め上がりで何度も好機を演出した。11分にはフェルナンジーニョのパスから藤本がシュートを放ったが、バーを直撃。得点が生まれず、停滞した空気が漂い始めたが、前半ロスタイム、藤本の右CKから青山が頭で押し込んで先制した。
 後半は平山を投入して前掛かりに押し込んでくるFC東京に防戦一方。しかし、全員で体を張ってしのぎ、後半だけで8本のCKを与えながらも得点を許さなかった。
 
猛攻耐え抜き手応え
 苦しみ、耐え抜き、ようやく待望のホーム初勝利を手にした。「そんなに簡単には勝てないってことだよね」。前線で体を張った西沢は表情に心地よい疲労感をたたえ、勝ち点3の重みをしみじみとかみしめた。
 後半の45分は長かった。まさに防戦一方。カボレ、平山がゴール前に押し寄せ、サイドからも何度も切り崩されそうになった。CKは清水が後半に1本も得られなかったのに対し、FC東京は実に8本。それでも、FWも含めて全員が帰陣して対応し、ぎりぎりのところで守りきった。代表候補合宿の疲れを押して戦った高木和は「失点ゼロで抑えられてよかった。かなり自信を持ってやれてきている」と守備の安定に確かな手応えをつかんだ。
 前半だけだったが、攻撃面にも随所に清水らしさが表れていた。西沢を起点に中盤でリズミカルなパス回しを展開し、フェルナンジーニョも抜群のキレで再三の決定機をつくった。「中盤でドリブルではなく、出して動いて、出して動いて、連動してできていた」と好感触を語る藤本。90分間これを継続できなかったことと、流れからの得点につながらなかったことは課題だが、今後につながる光明は見いだせた。
 5月の連休にかけての連戦の初戦は、幸先良く白星で発進した。「こうやって苦しんで勝てれば力があるということだし、これを続けていければと思う」と西沢。CKから貴重な決勝点を決めた青山も「この先は長いので、1試合だけでなく、チームのためにやっていきたい」と力強く言い切った。
 
原、A契約条件クリア
 ○…入団2年目の原が公式戦3戦連続となる先発出場のピッチに立ち、この試合でプロA契約条件の450分間出場をクリア。「実感はないけど、(A契約に)やっとなれた。1つ階段を上った」と喜びを口にした。
 この日も持ち味のスピードと運動量を生かし、積極的にFC東京の守備陣に勝負を仕掛けた。後半は守勢に回る展開となったが、「足もつっていたけれど、気持ちで何とかした」と献身的に動き回り続けた。苦しんで勝ち点3をつかみ、「チームが勝って何より」とほっとした表情を見せる背番号19。「もっと調子を上げてチームの勝利に貢献できるようにやっていきたい」と意気込みを新たにした。

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清水―FC東京 前半44分、青山がヘディングでゴールを決める=日本平



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