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2008リーグ戦(清水)

【第12節】本田プロ初ゴール 清水、5年ぶり鹿島撃破

2008/05/12
 Jリーグ1部(J1)第12節最終日(11日・日本平運動公園球技場ほか=2試合)は、清水が1―0で競り勝ち、鹿島から5年ぶりに白星を挙げた。清水は勝ち点15で13位に順位を上げた。鹿島は6試合連続で白星がなく同18で6位。横浜Mは試合終盤にロニーのゴールで追いつき、G大阪と2―2で引き分けた。横浜Mは勝ち点18で鹿島と並んだが、得失点差で7位。G大阪は同16で10位。勝ち点26で浦和が単独トップで、名古屋が同3差で続いている。
(1)日本平
清水(4勝3分け5敗)(15) 1(1―0 0―0)0 鹿島(5勝3分け3敗)(18)  
▽得点者【清】本田(1)
▽観衆 16195人
【評】清水は前半の先制点を死守。鹿島から5年ぶりに白星を挙げた。
 清水は前半、パスをつないで攻撃のリズムを作ると24分、速攻から藤本の左クロスに岡崎が競り、こぼれ球を本田がたたき込んで先制した。前線から守備の集中も高く、DFラインは青山を中心に体を張って鹿島の攻撃を跳ね返した。
 後半も9分に枝村のパスから岡崎が強烈なシュートを放つなど追加点を狙った。しかし、次第に鹿島の猛攻を耐えしのぐ展開になり、清水は32分に戸田を投入して伊東、本田のダブルボランチに変更。それでも39分、41分とピンチを迎えたが、西部が好守で耐えた。終盤は山西も送り出してさらに守備を固め、失点を許さなかった。 

J1単独トップ 伊東の415試合飾る
勝利への欲求が結実した。全員が気持ちを出し、体を張った。前節の新潟戦は惨敗。連敗で傷を広げることは許されなかった。対鹿島は実に5年ぶりの勝利。「1番大事なことができた」と枝村。長谷川監督は「(今季)初めて、熱くなるようなゲームができた」と興奮を隠さなかった。
 特に前半の戦いぶりは新潟戦とは打って変わっていた。「スペースを突いて、起点になる動きをしようと思った」と7戦ぶりの先発でピッチに立った岡崎がハードワーク。守備でもしつこく鹿島の組み立てを妨害した。2トップを組んだフェルナンジーニョも藤本、枝村とかみ合って市川の攻め上がりを引き出し、攻撃にリズムが生まれた。
 後半は鹿島の猛攻を許した。しかし、なりふり構わず守った。集中が途切れることはなかった。通算100試合目を白星で飾った児玉は「いい試合ができてうれしい。みんながしっかり動いていた」と充実感をにじませる。415試合目のピッチを踏み、藤田(名古屋)を抜いて通算出場で単独トップに立った伊東も「いい形で攻めながら、集中してディフェンスもできた」とうなずいた。苦しんだ序盤戦だが、次の東京V戦(18日)で連勝すれば、リーグ中断前に星を5分に戻せる。好セーブを連発して勝利を呼び込んだ西部は「気持ちも運動量も、前回(新潟戦)とは違うチームだった。今日のような試合をベースに戦っていきたい」と力強く巻き返しを誓った。

観戦の母へプレゼント
 ○…前半24分、ルーキー本田が決勝点となる貴重な先制ゴール。自らのプロ初得点はスタジアムを訪れていた母千枝子さん(53)にささげる母の日の最高のプレゼントになり、「今日はこれでいいかな」と笑顔がはじけた。
 鹿島のCKをしのいでの速攻だった。目の合図で伊東にカバーを任せ、積極果敢に攻め上がった。藤本の左クロスを逆サイドで待ち構え、「打ってみたら入っちゃいました」と左足を振り抜いてネットを揺らした。
 開幕でボランチのレギュラーの座をつかむと、今季全試合に出場中。試合を経るごとに守備の安定を増し、フィードなど攻撃面でも持ち味を発揮してきている。「今日はチームという感じになっていた。この一体感を続けていければ強くなる」とまた一歩、自信を深めていた。 

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清水―鹿島 前半24分、プロ初ゴールを決め喜ぶ本田=日本平



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