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2008リーグ戦(清水)

【第16節】ホームで苦杯

2008/07/13
 Jリーグ1部(J1)第16節第1日(12日・日本平スタジアムほか=6試合)は、ホームの清水は神戸に0―1で敗れ、暫定15位に後退した。
 
(1)日本平
神戸(5勝7分け4敗)(22) 1(0―0 1―0)0 清水(5勝4分け7敗)(19)
▽得点者【神】栗原(4)
▽観衆 14164人
 【評】攻勢を続けた清水だったが終了間際のCKで失点し、神戸に敗れた。
 清水は開始早々から岡崎が前線で走り回り、積極的にシュートを放つなど押し込んだ。中盤のミスから大久保、レアンドロに突破を許す場面もあったが、DFラインが体を張ってしのいだ。前半32分には速攻から岡崎、藤本と経由してマルコス・パウロがシュートを放ったが、枠をそれた。
 後半も積極的にゴールを目指す清水。だが、なかなか得点に結び付かない。24分に高木純、30分に兵働がピッチに入るとさらに攻撃が活性化したが、40分の兵働の左FKもゴール前に殺到する選手にあと一歩、届かなかった。すると42分、左CKを神戸の栗原に押し込まれ、万事休した。
 
終了間際、痛恨のCK
 前節の札幌戦に続き、またもセットプレーから失点を許した。終了間際の痛すぎる一撃。相手の倍以上の16本のシュートを放ち、押し込み続けた優位な試合だった。それが一瞬にして暗転した。「集中しなければいけないところ。一瞬でもすきを与えたらああなると、あらためて思い知った」。交代出場でリズムを変えた兵働だったが、試合後にいつもの快活な声が聞けるはずもなかった。
 出だしから神戸を圧倒した。長谷川監督を「キレキレ」とうならせた岡崎が好調ぶりを遺憾なく発揮。鋭い突破、気の利いたボールの引き出し方など、随所に光るプレーを見せた。積極的な仕掛けからシュートも放った。だが、肝心のゴールは90分間、割れずじまい。「点を取れず、FWの責任。ゴールが入らないと勝てないのがサッカー」とうなだれた。
 札幌戦はセットプレーで2失点。対応のまずさを露呈し、入念に修正を重ねてきたはずだった。それでも、やられてしまった。「こっちもCKがいっぱいあったが、取れなかった。その差じゃないかと思う」と青山。自身が与えたCKだっただけに、「ポジションをルーズにしていた。いい準備をしていれば、スローインに逃げられた」と自責の念に駆られた。
 「今季で1番いい出来。アグレッシブに押し込み、チャンスも多く、シュートを打って、あとは決めるだけ、というゲームができた」。長谷川監督は内容の良さをあげつらった。だが、「あとは決めるだけ」から先の展望が見えない現状で、その前向きさは痛々しく響いてしまう。
 
高木和150試合飾れずさばさば
 ○…今季リーグ戦フル出場を続ける高木和が、この試合で通算150試合出場を達成した。足かけ8年をかけて築いた節目。試合前には娘を抱いて花束を受け取り、穏やかな笑みを浮かべた。だが、試合後は勝利を逃した悔しさもあってか、「そんなに。通過点ですかね」とさばさばと受け流した。今季から主将に指名され、ゴール前で体を張るプレーからは責任感がにじみ出る。初の日本代表にも選出され、「すべてのことがまだまだ」と向上心も刺激されている。この試合もいつも通りに安定した守備を続けたが、終了間際にするりと勝ち点がこぼれた。「流れの中ではいい感じでできている」と悔しさを押し殺した。

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清水―神戸 前半、ドリブルで大久保をかわす岡崎=日本平スタジアム



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