バレーボールのプレミアリーグは15日、開幕する。男子は8チームで4回戦総当たりの予選リーグを行い、上位4チームが来年3月28日からの決勝ラウンドに進む。V奪還を狙う昨季準優勝の東レは、県内では予選リーグ6試合を行う。
昨季の東レで大車輪の活躍を見せたスーパーエースのニコロフ・ウラジミールはチームを去った。その穴を埋め、スローガンの「奪取」をどう実現していくのか、注目される。
全員がそろって開幕を迎えられるのは明るい材料だ。とりわけ、けがで昨季を棒に振った越谷、斎藤が戻ってきたのは心強い。攻撃力のある2人がニコロフの不在を補う活躍を見せれば、躍進も十分に可能だ。
今季からスーパーエースに加わる新外国人レアンドロも楽しみ。208センチの高さから繰り出されるスパイクは爆発力十分。矢島監督は「確固としたスタイルはまだないが、若く、これから伸びる選手」と成長力にも期待。レアンドロは「高い攻撃力と勇気あるプレーをしたい」と意気込む。
さらに、忘れてはならないのは富松だ。日本代表の一員としてワールドカップ(W杯)に出場。そうそうたる強豪国との国際経験を経て「世界では生半可では勝てない。厳しい戦いの中でも1点を取っていけるのが強いチーム」と刺激を受けた。チームに合流してまだ間もないが「焦っても仕方ない。試合の中で合わせていければいい」と静かに闘志を燃やす。
「強力なスパイカーがいないチーム。守らないと攻撃に行けない」とディフェンス面の鍛錬にも余念なく取り組んできた矢島監督。「やるべきことはやった。あとは試合をやってみないと、正直、分からない」。それが開幕直前の偽らざる心境のよ
うだ。