バレーボールのプレミアリーグ男子の決勝ラウンドは30日、東京・有明コロシアムで準決勝(リーグ戦)2試合を行った。東レ(レギュラーリーグ3位)はサントリー(同1位)を3―0で破り、2年連続の決勝進出を決めた。東レは通算2勝1敗でサントリー、パナソニック(同2位)と並んだが、セット率で1位となった。4月5日の決勝で、2位のパナソニックと対戦する。
東レは第1セットを越谷のサービスエースなどで取ると、第2、第3セットもレアンドロの強打、篠田のセンター攻撃などで得点を重ねサントリーを押し切った。
▽リーグ戦
東レ 3(25―20 25―20 29―27)0 サントリー
▽同順位 (1)東レ2勝1敗(2)パナソニック2勝1敗(3)サントリー2勝1敗(4)堺3敗(1―3位はセット率による)
チーム一丸、勝利つかむ
○…「チームとして、個人としてやるべきこと、やれることを最大限に発揮できたゲームだった」。2季連続の決勝進出を決め、東レの矢島監督は開口一番、選手たちをたたえた。
直前の試合でパナソニックが3―1で堺を下した。東レは3―0で勝つか、3―1で勝った上にセット率でパナソニックを上回るしか決勝に進む可能性がなくなった。
レギュラーシーズン1位のサントリーとは今季1勝3敗。サントリーの優位は動かないというのが大方の見方だった。しかし東レの選手たちは「みんなが一丸になって、勝つんだという気持ち」(篠田主将)でサントリーを上回った。
第1セット。富松がスパイク、ブロックを決める。越谷は2本のサービスエース。前日不調だったレアンドロも豪快なバックアタックを打ち込んだ。
セッター阿部のトス回しもさえた。「序盤は米山、富松を使い、マークが集まったところで外のレアンドロを使った」。サントリーの防御に的を絞らせず、2セットを連取した。
第3セットは、追い詰められたサントリーの反撃に遭った。一時は3点差をつけられたが、東レはじわじわ追いつきジュースに。最後はサントリーのスパイクがアウトとなりゲームセット。東レの選手たちは抱き合って喜びを分かち合った。
決勝の相手のパナソニックには前々日の試合で敗れている。「力は互角。後は決断力・集中力・闘争心の強い方が勝つ」。矢島監督は3季ぶりの優勝に向けて闘志を燃やした。