さいたま市のさいたまスーパーアリーナで5日に行われたバレーボールプレミアリーグの男子決勝。苦杯をなめた昨年の雪辱を期し、2年連続で大舞台に挑んだ東レだったが、またしてもあと一歩のところで夢破れた。スタンドには約1300人の東レファンが詰めかけたが、ゲームセットの瞬間には大きな悲鳴とため息が交錯した。
三季ぶりのVが懸かった一戦。観客1人1人におそろいのブルゾンとバルーンが配られ、スタンドはチームカラーの青色一色に染まった。東レと交流のある清水商高バレー部に長男(17)が所属しているという内藤清美さん(48)=大井川町=は「東レは身近な存在。子供たちがお世話になっている分、応援したい」と声をからした。
今年から応援団のリーダーを務めている関野勇貴さん(31)=三島市=は、接戦ながらなかなかリードに持ち込めない苦しい展開に「がんばれ、がんばれ」と選手を鼓舞し続けた。敗戦が決まると「(選手たちの調子は)悪くなかったけれど」と苦笑いし、「お疲れさまと言ってあげたい」とコートに拍手を送った。