ラグビーのトップリーグ第10節第1日は13日、岐阜長良川競技場などで5試合を行い、ヤマハ発動機はトップリーグ史上最多得点の96―0で三菱重工相模原に大勝して勝ち点37とした。サントリーが19―8でNECを破って8勝2敗の同40で3位につけ、上位4チームによるプレーオフに前進した。
ヤマハ発動機(37) 96(60―0 36―0)0 三菱重工相模原(3)
三 菱 0000 0000 0
TGP前 TGP後 計
ヤマハ 105060 63036 96
上位との対戦に弾み
今季まだ勝ち星がない最下位の三菱重工相模原を相手にも、容赦はなかった。ヤマハ発動機が16トライ、8ゴールの猛攻で96点を挙げて完封勝ちし、トップリーグの最多得点と最多得点差を更新する快勝を収めた。
風上を選択した前半は、風の力にも後押しされ、立ち上がりから勢いに乗った。まずは前半4分にFB松下が幸先よく先制トライを奪うと、その後もバックスの展開力を生かした攻撃を軸に、前半だけで10トライをマークした。「なるべく外へとボールを回して、グラウンドを広く使うことができた」。前半で2トライを挙げたCTB三角は、胸を張った。
点差が開き勝負の行方が見えた後半にも、集中力を切らすことはなかった。「トライを取った後の後半が大事だった。気持ちを切り替えて0点に抑えたことは大きい」とナンバー8の木曽主将。FB松下の連続トライなど6トライを奪った攻撃姿勢に加え、相手の攻撃をシャットアウトしたことを収穫に挙げた。
次週からは首位を行く三洋電機をはじめ、サントリー、東芝と上位陣との対戦が控えている。「先週の逆転負けを払しょくする最後まで攻め抜くいいラグビーができた。トライを取りきったことを自信に、次に臨みたい」と堀川ヘッドコーチ。プレーオフ進出がかかる大1番に向け、大きな弾みをつけた。